歴史とロマン
皆様、こんにちは。
新型コロナウィルス感染症も5類感染症に移行されて人の動きも
活発になってきている今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?
コロナ明けを契機に観光地巡りやレジャーを計画されている方も
多いかと思いますが、その中でも観光地巡りで「遺跡」や「史跡」
巡りをされる方もいらっしゃる事でしょう。
私の地元にも沢山の遺跡や史跡がありますがその中でも少し変わった
遺跡をご紹介させていただきます。
その名も『トンカラリン』という遺構です。
遺跡と言えば「〇〇遺跡」や「〇〇址」などが付きますがこの遺構は
そのまま「トンカラリン」が正式名称です。
この「トンカラリン」ですがどのような遺構かというと【すべてが
謎の遺構】です。
「トンカラリン」はトンネル状の地隙や地下道のような石組み暗梁等が
組み合わさった遺構なのですが「何のために」「どのような目的で」
「だれが作ったのか」などすべてがわかりません。
この「トンカラリン」についてかの有名な作家の松本清張氏は「邪馬台国の
卑弥呼の鬼道」であるとの説を唱えていましたが、最近の研究では実は
近世以降の遺構だと言われており古代遺跡ではないとの見方が大半です。
しかし、私は松本清張氏の唱えた「邪馬台国」説の方が実にロマンがあって
いいと思います。
「歴史にロマンはつきものですから」との名言もあります。
皆様もコロナ明けの観光地巡りの際は、歴探訪をしてみてロマンを求めて
みては如何でしょうか。
(G・H)